【就活】監査法人の面接で聞かれた質問と内定獲得テクニック
前職がある方は採用面接の経験があると思いますが
監査法人の就活が人生初の就活という方も少なくないと思います。
かくいう管理人も初めての就活が監査法人でした。
大学生のときにアルバイトをしていたので、バイトの面接は受けたことありますが
当然、バイトの面接と就活は勝手が違います。
初めての方はとても緊張すると思います。
面接について教えてほしいな〜
今日は監査法人の面接対策について解説していきましょう!
専門学校の就職支援は積極的に!
面接に限らずESの添削をしてくれるなど、専門学校では監査法人の就活対策サービスにも力を入れておられます。
これには積極的に参加した方が良いです(多くの専門学校の場合、本科生は無料です)!
管理人も論文式試験後にES書き方講座や面接対策講座を受けましたが
通常の就活をしていない管理人にとっては、社会人マナーや面接での受け答えについて先生が客観的に感想を伝えてくれるので、大変役に立ちました。
ESも徹底的に添削してもらえたので大変助かりました。
おかげで面接でも成功し、面接を受けた大手監査法人3社から全て内定をいただくことができました。
面接で聞かれたこと
面接で聞かれる内容は人それぞれ異なると思いますが、気になる方も多いと思いますので記したいと思います。
管理人が監査法人の面接で実際に聞かれたことはこちらです。
- 自己紹介、自己PR
- 公認会計士を目指した理由
- 10年後のビジョン
- 将来どのような会計士になりたいか
- どのような会社に監査に行ってみたいか
- 他の監査法人の選考状況
こうして見てみると、面接で聞かれたことは割とオーソドックスでした。
基本的に、淡々と自分の言葉で答えていけば問題ないと思います。
ただし、注意点もありますので解説していきます。
自己紹介&自己PR
自己紹介と自己PRについては、事前に何を話すのか準備しておかないと長々と喋ってしまいがちです。
まとまりがない話になってしまうか、言葉に詰まってしまうかの2択になりやすいので、しっかり準備しておきましょう!
特に自己紹介や自己PRについては、始めの冒頭に質問されると思う項目だと思いますが
ESにも記載している項目ですので、面接官からすると別にメモをしなくても良い項目になります。
この質問の際には受験生の視線や表情、服装を重点的に見られていますので堂々と答えましょう。
公認会計士を目指した理由
公認会計士を目指した理由も自分の言葉で淡々と答えればOKです。
理由が変かどうかは気にすることはありません。
理由よりもきちんと自信を持って話すことができているかだと思います。
管理人は「数字が好きで数字に関する仕事に就きたいと考えていた」ことや「大学生活の中で難しい資格を取りたいと思った」ことを話しました。
10年後のビジョン
⚪︎年後のビジョンなど将来に関する質問が来た場合、気をつけたい点があります。
皆さんの中には独立志望の方も多いと思いますが、
将来的には独立したいとは思っていても面接の場では言わない方が無難です。
やはり「独立したい」というのは面接官からすると正直良い印象は与えられないです。
なのでそのときの管理人は
「10年後はマネージャーの職階だと思うので、チームを統括しながらクライアントの橋渡しも行う、監査法人の大黒柱として邁進していると思います」
と答えました。
自分の言葉で話すことができればOKです!
実際は10年も経たずに退職していますが(笑)
将来どのような会計士になりたいか
将来どのような会計士になりたいかについても同じですね。
「独立したい」というのは言わないようにしておきましょう。
もし、法人説明会やイベントなどで
独立志望の人も歓迎だよ〜
とリクルーターに言われたとしても変わりません。
リクルーターは受験生を囲い込みたいので、法人説明会やイベントでは人数を集めようとして動きます。
もちろん独立志望の人も監査法人にはたくさんいますので、それ自体は全然問題ないです。
どのような会社に監査に行ってみたいか
具体的に行ってみたい監査クライアントを面接時に希望しておけば入社後に希望が通ることも多いです。
ただ必ず希望が通るとは限りません。
他の監査法人の選考状況
ズバリ、正直に話しましょう。
ええ!?
話しても評価落ちない?
大丈夫!
面接官も受験生が他の監査法人の面接を受けることくらい想定済です。
むしろ1社に絞っている方が驚かれます。
むしろ嘘をついた方が自分が苦しむことになります。
嘘をつくとその場は良くても、面接が続くにつれて辻褄が合わない事態にもなってしまいます。
このようになってしまうと取り返しがつきません。
面接でついて良い嘘はただ1つだけです!
御社が第1志望です!
これだけです。
逆質問をテキトーにしてはいけません
面接の最後には必ず「何か質問はありますか」と聞かれます。
通称「逆質問」です。
こちらから行う質問もかなり有効で、管理人が実際に聞いた逆質問はこちらです。
- 面接官の方はどんなときにやりがいを感じますか?
- 面接官の方はどうしてこの監査法人を選ばれたのですか?
- 入社までにやった方が良いことは何ですか?
これが面接官の方にもかなり好印象でした。
面接だけでなくイベントなどで最後にリクルーターに質問する機会もあると思います。
面接は多少失敗しても全然大丈夫で、面接官にどれだけ覚えてもらえたかが勝負です。
もし、採用枠があと1つしかない場合にあなたが最後の採用者を選ぶとしたら、印象がない人よりも印象に残った人を選ぶはずです。
皆さんが法人説明会やイベントに参加される際には、いくつか聞いておきたいことをストックしておくことをお勧めします。
ただ、多すぎると逆にしつこく見られてしまいますので2個程度に留めておきましょう。
この逆質問ですが、「質問はありません」とただ一言答えてしまうのはかなり勿体ないです!
せっかく自分から発言できる機会でもありますし、自分の志望度をアピール出来るチャンスでもあります。
何か必ず1つは質問しましょう!
それでも質問が思い浮かばないこともあるかと思います。
その際は必殺ワードがあります。
「これまでのやり取りの中で疑問点が解決したので現在は特にありません。ありがとうございました」
ただ質問は特にありませんと答えるよりも、これだけでかなり印象が違うはずです!
面接官の印象は間違いなく良い方向になります。
他に対策しておいた方が良い質問
管理人は面接では聞かれませんでしたが、このような質問にも準備しておくことをお勧めします。
- 志望動機(なぜか聞かれなかった)
- 趣味
- 長所とそれを示すエピソード
- 短所と克服するために心掛けていること
- 最近の気になる時事ニュース
管理人は何故か聞かれませんでしたが、志望動機はもちろん対策必須です。
正直監査法人でやっていることは大差ないので、この監査法人を志望したという決め手は正直多くありません。
その際はイベントなどでリクルーターの方が親身になってくれて印象が良かったためとかでも全然大丈夫です。
正直転職活動と違って難しい質問は飛んでこないので、今回の記事で挙げた項目を準備しておけば十分だと思います。
グループ面接でもない限り他の人の面接の様子を見ることができないので、面接はどのように対策すれば良いか迷う方もいると思いますが
この記事がその一助になれば幸いです。
皆さんの内定獲得を応援しております!
内定獲得できたら是非コメントで教えてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
独立会計士ブログのかわなべでした。
また明日もお楽しみに!
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