【療育歴1年】お子さんを療育に通わせるか迷っている方へ
管理人の息子は現在3歳2ヶ月で、療育に通い始めてから1年が経ちました。
お子さんの発達の遅れに悩みを感じている方も多いと思います。
また、療育に通わせるかの判断も難しく、1人目のお子さんだと尚更です。
今日は管理人の場合のモデルケースをお話していきます。
療育に通うことにしたきっかけ
息子の発語がなかなか出なかったことがきっかけです。
1歳半、そして2歳になっても発語が乏しく、本人しか意味が分からない「宇宙語」を発することも多かったです。
大きくなってもなかなか発語が出なかったらどうしよう。
幼稚園の年代になって集団生活が出来るのか心配。
特に息子は2月産まれですので、他の子に比べると小さな状態で幼稚園に入園することになります。
集団生活に馴染められるようになった方が良いし、
通わせなかったときに後悔したくない。
と、保育士の妻が最終的に決断し、息子を2歳1ヶ月から療育に通わせることにしました。
療育施設の通所までの流れ
大まかな流れは以下の5ステップになります。
まずは、通いたいと思っている療育施設をリサーチしてみましょう。
療育施設のHPを見てみたり、実際に見学に行きます。
見学に行ったときには下記を確認しておきたいですね。
- 定員に空きがあるか
- 利用可能かどうか
- 1日の過ごし方のスケジュール
- 送迎サービスの有無
- 施設の方針(お弁当を温めてくれたり、トイレトレーニングの方針など)
2つの施設に見学に行きましたが、現在通っている施設は送迎サービスがあったり、お弁当を温めてくれたりして本当に助かっています。
特に息子は冷たくなったご飯は絶対に食べないので、個別に好きなように過ごさせてくれる方針には大変感謝しています。
療育施設に通所できるか確認を取った後は、市役所等の窓口で利用申請手続きをします。
申請書は福祉課などの窓口にありますので記入しましょう。
申請の際には、下記のものも必要になります。
- 申請書(福祉課などにあります)
- 印鑑
- お子さんのマイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カード
- 障がい者手帳(療育手帳・身体障がい者手帳・精神保健福祉手帳)
↑上記がない場合は、「発達検査結果」や「医療機関の診断書」などが必要です。
申請手続き自体は書類を提出して、職員の方とお話するだけなので何てことないです。
1番気苦労するのが「医療機関の診断書」ですね。
私の場合はかかりつけの小児科に行ったときに療育の話をしていました。
特に今までは診断名はつきませんでしたが、療育に通うために必要だと伝えると、「言語面の発達の遅れが認められる」と診断書を書いてもらうことができました。
かかりつけ医にまずは相談されることをおすすめします。
療育の利用をするには療育施設の他に、子どもの成長を計画する計画相談事業所の導入も必要になります。
自分で選ぶこともできますし、指定がなければ市の窓口で選定もしてくれます。
計画相談事業所から連絡があるので、面談の日程調整をしましょう。
契約・面談を行った上で計画(案)を作成し、その後は療育施設の職員の方が同伴して数ヶ月に1回面談を行っていき、計画の確認をしていきます。
管理人が住んでいる地域では自宅で面談をしてくれます。
面談・書類の提出が終わったら福祉課などによる審査を待ちます。
2~4週間ほどかかりますので、気長に待ちましょう。
私の場合は4週間かかりました。
審査に通過したら「支給決定通知書」、「受給者証」が自宅に郵送されてきます。
療育施設に受給者証を持参して手続きを行い、療育の開始です!
療育は月にどのくらいかかるの?
基本的に、世帯所得によって段階的に異なります。
管理人の場合は、月23日の契約で4,600円/月です。
もう少し所得が増えれば負担額も37,200円/月になります。
療育に通ってからの息子の変化
療育1ヶ月目
記念すべき療育初日です。
いきなりママから引き離され、知らない人に囲まれてるので目に涙が溜まっているのも当然ですね。
この頃は、職員の方が朝迎えに来ても逃げてばかりいました。
ちなみに前髪は管理人が間違って切ってしまったので、少々可哀想な感じになってしまっています。
療育6ヶ月目
息子はとても優しい性格で、近くで子どもが遊んでいたり、寄ってきたりすると譲って後ずさりしてしまいます。
ただ、療育に通い始めてからは子どもの中での集団生活にも慣れてきたようで、このような他の子どもが集まるバルーンの遊具でも楽しそうに遊ぶようになりました。
以前はこのように笑顔で遊ぶことは少なかったです。
療育で集団生活に慣れてきて良かったです。
最近はおもちゃの取り合いも一丁前にするみたいです。
療育12ヶ月目
最近はとても慣れているみたいで、大好きなおやつも自分で探し回っています。
毎日ワークショップも楽しんでいるようで、素敵な制作物も持って帰ってきてくれます。
まとめ
息子もどんどん成長していってくれます。
療育に通い始めたときは朝あれだけ泣いていましたが、今ではすっかり手を振って出てくれるようになりました。
ちなみに息子は熱性けいれん持ちなので熱には特に注意してくれるのですが、職員の方は熱っぽかったりすると連絡をくれます。
熱性けいれんを起こしたことがあるお子さんは多いと思いますので、療育施設に通っていても安心です。
療育に通うまでに必要な手続きや通ってからの子どもの変化についてイメージが持てましたでしょうか?
管理人の場合は療育施設に通って大正解でした。
息子の成長が見違えるようです。
療育施設に通わせるか迷っている方の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また明日もお楽しみに!
独立会計士ブログのかわなべでした!
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