【勉強効率最強】耳学習歴8年が教える基準・原則の勉強法
- 企業会計原則及び注解
- 原価計算基準
- 財務会計の概念フレームワーク
- 監査基準
- 倫理規則…etc
突然ですが、受験生の皆さんは上記の基準・原則をどのように勉強していますか?
どのようにって、普通に基準を読み込むんじゃないの?
読み込みよりもっと効果的で効率的な方法があるんです!
それが耳学習です。
今日はこれをご紹介していきましょう。
耳学習のススメ
耳学習。
それは電車の移動時間などにおいても全く時間のロスなく勉強できる、究極の勉強法です。
皆さん、電車を待っている間や乗っている間にテキストなどを広げて勉強をする方は多いと思います。
では、家から駅まで歩く時間はどうでしょうか?
電車を降りて改札を通って専門学校や大学、会社に向かう時間。
電車の乗り換えのためにホームに上がる時間は有効活用できていますか?
テキストを広げて歩くのは、歩きスマホと同じで大変危険ですので出来ないはずです。
そのようなスキマ時間でも、イヤホンやヘッドフォンを介する耳学習だったら時間を区切ることなく勉強することができます。
流しっぱなしでも全然OKな誰でも気軽に出来る勉強法なのです。
管理人が実際に行っていた耳学習
ここで冒頭に出てきたリストを再度見てみましょう。
- 企業会計原則
- 原価計算基準
- 財務会計の概念フレームワーク
- 監査基準
- 倫理規則…etc
実はこれらの基準・原則の勉強に関して
管理人は原文どころかテキストの該当箇所を読んだことがありません!
ええ!読まなくて大丈夫だったの?
全く問題なしです!
むしろメリットだらけでした。
メリット①:長期記憶となりやすい
通勤・通学時間に流しっぱなしにするだけでOKなのですが、これがかなり効きます!
もちろん1度流しただけでは記憶に定着はしませんが、通勤・通学時間は毎日必ずありますよね。
少しの時間でも流し聴きしておいて、それが毎日積み重なると自然とリズムで文章を覚えることが出来ます。
それに、リズムで覚えた文章はなかなか忘れることはありません。
例えば、企業会計原則注解 18には引当金の4要件が定義されていますね。
- その発生が当期以前の事象に起因すること
- 将来の特定の費用又は損失であること
- 発生の可能性が高いこと
- その金額を合理的に見積ることができること
この4要件も音のリズムで覚えると絶対に忘れることはありません。
騙されたと思って是非1度試してみてください。
基準や原則の勉強法に関して、きっと新しい発見になるはずです。
メリット②:勉強時間を他の項目に充てられる
基準や原則を通勤・通学時間に行うようになった分、今までデスクで勉強していた勉強時間を他の計算科目や理論科目に充てることができます。
勉強時間が増えるのはすごいね!
基準・原則を耳学習で効果的かつ効率的にできるようになり、増えた勉強時間で計算科目や苦手項目を集中的に勉強すれば全体点が伸び、一気に合格圏内まで進むことも可能です。
勉強時間は長く確保できるに越したことはありませんが、上記のような正のスパイラルが走ると受験勉強も楽しくなり、自然とモチベーションも高まります。
基準・原則の読み込みに時間をかけていた受験生にとっては導入のメリットは計り知れません。
管理人も耳学習のおかげで計算科目に集中することができ、在学中合格の手助けになってくれました。
メリット③:勉強が習慣になる
先程通勤・通学時間は毎日必ず訪れると書きました。
毎日決まったルーティンから始めるのも勉強が習慣付くのに一役買ってくれます。
通勤・通学時間は基準・原則を耳学習で勉強し、日中は計算科目やその他の理論科目を勉強。
そして、帰宅する頃にはまた基準・原則を耳学習で勉強することで1日の勉強のルーティンが完成します。
人間は同じことを繰り返し行うことに慣れている生き物です。
特に、1日の勉強を始めるのにはとても労力がかかりますが、耳学習はイヤホンを装着して音源データを再生するだけで良いので勉強開始のハードルがかなり低いです。
脳を勉強モードに切り替えることができればその後の1日の勉強も身が入ることは間違いなしです。
メリット④:乗り物酔いしやすい人でも問題なし
それに加えて電車に乗ると何故か眠くなってしまいますので、体質的に電車での勉強は向いていないのかもしれません。
同じような人もきっといるのではないでしょうか?
目を閉じていても勉強ができる耳学習は、乗り物酔いしやすい人の救世主になってくれます。
デメリット
管理人も実際に受験生の頃に毎日耳学習していましたが
デメリットは特にありません。
やらない理由が見当たりません!
それくらいおすすめです。
強いて挙げるならば、教材費が少しかかることや通勤・通学時間にお気に入りの音楽が聴けなくなることでしょうか。
音楽を聴きたいという人は例えば、行きは基準・原則の耳学習をして、帰りは1日勉強を頑張ったご褒美としてお気に入りの音楽を聴くというルールを設定してみるのをおすすめします。
やはりお気に入りの音楽でテンションを上げたいですよね。
管理人は現在も耳学習をしています
ちなみに、耳学習は受験生時代には短答式・論文式問わず効果が絶大です。
そして、独立してからあまり外出することはなくなりましたが、それでも監査法人の非常勤で出勤することはあります。
そのようなときには管理人は現在も耳学習をしています。
それが、Amazonのオーディオブック「Audible」です。
ビジネス書から小説・ライトノベルまで幅広く朗読による耳学習が出来ます。
管理人が専門としている相続関係の朗読もあるので、本当に幅広いジャンルが揃っています。
これからも管理人は最強の耳学習を続けていきます。
耳学習におすすめのイヤホン
ずばり、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンです。
管理人も実際に使用している2つのイヤホンをご紹介します。
主に使用しているのはAirpods proですが、音楽を聞き込みたいときにはWF-1000XM4を使用するなど使い分けています。
外の音を取り込める機能もあるので、周りの音が聞こえないと危ない状況でもイヤホンを外さなくても大丈夫なのも利便性が高くて気に入っています。
音源データの入手先
耳学習のメリットは分かったからやってみたいけど、音源はどうするの?
管理人が受験生の頃は音源のCDがネットで販売されていたんだけど、今は残念ながらありません。
しかし、喜ばしいことにTAC出版がMP3データを販売してくれています。
とりあえず、財務会計の概念フレームワークと企業会計原則と注解のページのリンクを記載しました。
確実に点数を取りに行くためにも、絶対に外せない項目だと思います。
上記のTACの教材は税理士の財務諸表論用となっていますが、もちろん公認会計士試験にも役立ちます。
関連教材のページを見てみると、各種会計基準のMP3データもあるようなので是非ダウンロードして耳学習でマスターしちゃってください!
1つ300円と安価ですので、1つずつ始めていくのもアリです。
ただでさえ、学習範囲が膨大な公認会計士試験です。
まとめ
耳学習歴8年の管理人が耳学習の魅力について語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?
まだ、皆さんの中には
耳で流しっぱなしにするだけで覚えられるなら苦労しない
某英語教材のような謳い文句はいらない
と思う人もいるかもしれません。
確かに胡散臭いと思うかもしれませんが、
効果は確かに絶大です。
試しに、概念フレームワークや企業会計原則・注解などをダウンロードして聞いてみて、続けられそうならやってみようかなという感じで導入していただければグングンと点数が伸びてくるはずです。
この記事が皆さんの受験勉強の一助になれば幸いです。
応援しています!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また明日もお楽しみに!
独立会計士ブログのかわなべでした!
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