公認会計士試験は、学歴が良くないと合格できない?
この記事は3分くらいで読めるよ~
『公認会計士試験は、学歴が良くないと合格できない。』
そんな風に決め込んでいませんか?
もし、答練や模試などで点数が思ったように取れなくて
そう思い込んでしまっているのであれば
この記事はきっとお役に立てると思います。
何故なら、管理人も大学受験に落ちているからです。
今日は、管理人の学歴と公認会計士試験の合格年度を振り返ってみたいと思います。
何も悩む必要はありません。
- 答練の成績に伸び悩んでいる受験生
- 公認会計士になりたいけど、学歴を理由に悩んでいる方
- 本当に自分が合格できるか、まさに今不安な方
管理人の学歴
管理人は、『管理人紹介』にも記載していますが、大学受験に失敗しています。
話は13年前に遡ります。
とある国立大学を目指していたのですが、見事に落ちてしまいまして
偏差値55ほどの私立大学に進学しました。
あまり人に胸を張って言える話ではありませんが
公認会計士試験は大学受験失敗のリベンジとして目指し始めたのがきっかけです。
そんな消極的な理由から目指し始めた公認会計士試験ですが
受験歴としては大学2年の始まりから本格的に勉強を始めて
大学3年で短答合格・大学4年に論文合格です。
もちろん、学習開始時は
簿記3級から勉強を始めました。
合格時には大学の広報課からも取材されましたが
私の大学では在学中の公認会計士試験合格は何十年といなかったようです。
そもそも私は大学受験に失敗してからも、落ちた国立大学に3年次編入しようと考えたりと色々悩んでいました。
大学受験が終わって今のくらいの時期(3月)になると、大学編入のテレビCMが流れてくるんですよね。
確かに、そのCM流れてくるよね。
そのCMを見て、編入も悪くないなと思ったのですが
大学の編入試験って結構合格率が低くて難しいです。
それに…
■ 大学生活の貴重な2年間を編入試験で失いたくなかった
■ 仮に大学3年次編入で国立大学に入ったとしても、すぐに就活が始まる
■ その時期になると既に大学内の友人コミュニティは固まっている
このような理由から編入を目指すのは辞めました。
そこで
今の自分で目指せる最高峰の資格が欲しい!
と思い立ち、公認会計士を目指すことになったのです。
私は大学受験にも失敗していますし、地頭が決して良いわけではありませんが
自分にマッチした勉強法を見つけて勉強を続けた結果、成果を出せました。
このブログでもその勉強法などをご紹介していく予定です。
ブックマークしてお待ち下さいね!
公認会計士試験の合格率と学歴の関係性
皆さんご存知のとおり、公認会計士試験は受験資格がありません。
難関国家資格の中では大変珍しく、誰でも受験することができます。
これは、公認会計士・監査審査会が出しているパンフレットにも記載されています。
一方、同じ会計資格の税理士試験は
日商簿記1級や大学3年で一定の単位を取っている者等の受験資格があります。
皆さん、ここまでで公認会計士試験に受験資格がないことはお分かりいただけました。
では、こう思いませんか?
公認会計士試験の合格率と学歴は比例するのだろうか?
結論ですが、決してそのようなことはないです。
現在、公認会計士試験合格者の過半数は20〜25歳の学生であるとデータが公表されています。
大学別の合格者というのは公式には公表されてはいませんが
公認会計士三田会という慶應義塾OB・OG団体が集計しているデータがあります。
実務補習所の入所者のデータを取っているみたいですね。
それがこちらです!
やはり、公認会計士試験の合格者は絶対数にすると高学歴の方が多いです。
これは専門職志向が高い学生が多いことや、既に先輩や友人が周りで目指している
といった環境に身を置いている方が多いからと思われます。
特に令和4年度も第1位の慶応義塾大学は47年連続で合格者数No. 1みたいです。
たまげた!
ただ、私も上記の大学のような高学歴ではありませんが合格していますし
私が働いている周りの会計士を見ても、そんなに偏差値が高くない大学の方や高卒の方も大勢います。
中国人の方で日本の公認会計士試験に合格して、私の後輩として働いてくれた方もいました。
それはすごいね。
相当優秀な人だね!
言語の壁を超えて合格…
優秀だけでは言い表せません。
さて、一般的に公認会計士試験の合格には3,500~4,000時間必要と言われています。
私の持論ですが
ただし、公認会計士試験の受験科目は、大学受験とは全く関係ない科目での勝負ですので
高学歴であってもなかなか合格出来ずに撤退する人も多くいますし
私の周りにも専門学校を途中で辞めてしまう方も多くいました。
専門学校に通われている方なら
共感される方も多いはずです。
学歴関係なく本人の努力や頑張り次第で、誰でも合格という切符を掴むことが出来るのが公認会計士試験です。
予備校の先生のアドバイスや私のこれからのブログを見て効率的に勉強していけば
この3,500~4,000時間という目安時間をさらに短くすることも可能です。
むしろ私が受験生の時は、この目安時間というのは特に意識していませんでした。
主要科目の会計学は大学受験でも勉強しませんし、大学でも講義がメジャーではありませんので
スタートラインは皆一緒です!
簿記3級の勉強をしてみて、「簿記面白い」と感じたら素質としては充分だと思います!
簿記って数字を操るので、一見難しそうなのですが
基本電卓で計算するような四則演算や平方根などの
計算式なので取っつきやすいです。
複式簿記はパズルのような面白さもあります!
まとめ
今日お伝えしてきた内容を要約すると
本日は、管理人が公認会計士試験を目指したきっかけや学歴についてお伝えしてきました。
学歴を言い訳にして、せっかく目指せる資格から逃げてしまうのは非常にもったいないです。
学歴が高くなくても公認会計士試験は合格できます。
答練で点数が取れなくて、やっぱり自分はダメなんだ…と思う必要はありません!
むしろ答練は点数が取れなくて大丈夫です。
その後の復習の方が何倍も大事なのですから。
そのあたりの話もいずれしていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また明日もお楽しみに!
独立会計士ブログのかわなべでした!
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