【修了考査2022】令和4年度合格発表!合格率は7割近くに回復?
3分くらいで読めるよ~
本日は令和4年度(2022年度)に実施された修了考査の合格発表日でした。
合格された方はおめでとうございます!
管理人も午前10時から日本公認会計士協会のHPを開いて待機していましたが、合格者名簿のPDFが開けないという不具合が発生しており、PDFが開けないというもどかしい状態が続きました。
午前11時半くらいには復旧して、無事合格者名簿を見ることができました。
結果はどうだったの?
この記事で分かること
- 令和4年度(2022年度)修了考査の合格発表結果
- 過去の修了考査の合格データ
- 合格者、不合格者へのメッセージ
気になる合格者率は?
昨日の投稿にて、管理人の予想は65%~70%の間ではないかと予想していました。
果たして予想は合っていたのか?
結果は下記のとおりでした。
- 願書提出者数 2,181名
- 受験者数 2,000名
- 合格者数 1,392名
- 対受験願書提出者数合格率 63.8%
- 対受験者数合格率(実質合格率) 69.6%
合格率が例年水準の70%に戻ってきましたね!
業界として公認会計士の人数は不足していると言われていますので、久々に明るいニュースになりました。
過去の累積データ
平成18年度(2006年度)からの受験者数と合格者数をデータで表しました。
続いて、合格率の推移です。
このように対比してみると、今回の修了考査は例年の合格率である70%前後に回復したといえます。
逆に、平成30年度~令和2年度の暗黒の3年間の合格率低迷が異様ですね。
この要因について様々な考察が飛び交っていますので、管理人の考察を明日の記事でまとめたいと思っています。
合格された方
おめでとうございます!
公認会計士協会のHPの合格者名簿のスクショを記念に取っておきましょう。
また、公認会計士登録は揃えないといけない書類等が多いですので、合間を縫って早めに揃えておきましょう。
今から繁忙期に入り大変になると思いますが、登録を遅くするのはデメリットしかありません。
したがって、退職を考えている方は尚更登録を早めに完了させるために今のうちからやっておきましょう。
負担してくれるなら負担してほしいからね。
不合格になった方
残念ながら不合格になってしまった方も業務の中、勉強本当にお疲れ様でした。
仕事をしながらの勉強は、なかなかきついものがありますよね。
修了考査に不合格になってしまっても、あまり落ち込む心配はありません。
こちらの記事も参考にしてみてください。
10人受ければ3人は落ちる計算です。
落ちる人は案外多いです。
今年の12月の試験に向けて、また対策を行っていきましょう。
受験資格は喪失しないから次がある!
まとめ
管理人がいた監査法人の事務所でも、今回の合格発表で一緒に働いた後輩が多数合格しましたが、一方でなかなか修了考査に合格できず、足踏みをしてしまっている後輩も残念ながらいます。
今一緒に仕事をしている修了考査受験生の方は無事合格していましたので良かったです。
“修了考査浪人生”は次年度の後輩と一緒に試験を受けますので、監査法人からしても受験者数が例年どんどん多くなってしまいます。
多くの監査法人において、シニアスタッフへの昇格は修了考査の合格が要件として挙げられている法人が多いと思いますので合格は早めにできた方が良いに越したことはありません。
明日は冒頭にも記載しましたとおり、合格率が異様に低かった暗黒の3年間について言及したいと思います。
参考になる記事になりそうなので、是非楽しみにしておいてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また明日もお楽しみに!
独立会計士ブログのかわなべでした!
コメント
コメント一覧 (2件)
記事拝見いたしました。
修了考査は民間の団体が主催のため、官報に合格者は載らないと思います。
また試験は2022年度思われます。ご参考までに。
ご指摘ありがとうございます!
確かに公認会計士試験合格と混同していました。
記事内容とサムネ修正しました。
今後もどうぞ宜しくお願い致します。